コンサートでもない、映画でもない、SFでなくもない 「HTML劇場」──

情報風景インスティテュート株式会社

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Human Noon


ctl-e


第一部 地球工学

第一章 地球の式 √和

到着しました。地下1階です。時刻は、正午7分前、気温は23度半。──さわやかな風が吹いています。 出口は、幅73mの階段を昇ってください。 昼食は、おのおの、ご気分次第でどうぞ。おすすめは、定食屋88ですが、ただいま満席です。 わかった、ナンシー。buffet で食い過ぎたし、あとで、そう、お八の時間にしよう。

ヨーゼフ──食事の前に、温泉にひたって瞑想しよう。わたくしもご同行してよろしいですか。うむ。


地球の衛星──月

地球の衛星──月 その直径はエウロパとほぼ同じ、表面積は日本列島のおよそ100倍
(流れる薄い雲の向こう、たまたま枝がさしのべる方。2020年8月23日夕方撮影 DSC-RX100)


──つづく (to be continued next month or day,)





「子と母は苦手だ」「なぜですの、ヨーゼフ」「うむ」「何処かの、文献で目にしたのだが」「──女の居ない世界は爽快だろうに、だったか、正確には、後で調べてみよう、たぶん、Nietzsche」「──『いまから、子と女を敵とみなし、全面的応戦体制に、入られて』 は 」「そうしよう、ありがとう、ナンシー」「では、雷雨雲を呼びましょうか、いま、アスカに伝送しておきました」「お気をつけて」

「13分後に、雷雨雲 9sec、1300MVだ、ナンシー」「了解、アスカ」「それで、分かった」「…」「発進の時の、ヨーゼフの眼差し・・・」「カスタリエン島…」「ええ」「質問の嵐」「うん」「ルマン島で、ぶっ飛ばして…、失礼、88キロで走行中の、ヴィンセント に聴いてみましょう」「聴く?」「ヨーゼフのお好きな言葉です」「あとは、まかせてくれ」

「一息いれて、いえ、一服していた様子で」「それで」「ええ」「トランプ・ゲーム」「なるほど、ヨーゼフの硬筆とガラス、お似合いですわ」

「ほかのみんなは、どうしている」「残り、5名、昼寝しています」「じゃ、呼んでくれ」「どう伝えます」「うん、私も、トランプに触りたくなってきた。キャッツアイをやろう、と」「ナンシー、了解」

がやがや

ナンシーとアスカの独白

西の島の湖沼で生まれおちただけのことはあります。ヨーゼフ、──狼と一緒に暮らしたと。 彼を、イヌンまでに、人為進化を...AEではむりだ──。ああ、数冊の小品を著しただけだが──、ドーキンが10秒、無口になったそうです。 そう、A.A. には数語──だけ、触れて、通り過ぎています。────── 「素数工学」、そう呟いただけで、モーガンとチャン・リーが。──いや、彼らはよくやった。7年という短い時間で、しかも、電子河川まで。「待たないことに決めたのでしょう」 ドーキンは、進化生物学と、畳みかける論理で追い詰め、こたえは、

tyosya

いいんだ、ナンシー。

あの島に勝手に生えているイチゴと、イナゴ、炒って食うとうまいんだ。食べ過ぎておなかこわさないでね。氷水も、そりゃ、ごくごく、と。座頭の、いっつぁん の、おまねなんかしちゃてからに。ん。うるさい。 ごめん。 ほんとにもう。 式で、飽きないです、だったんじゃ? ハワイいったきりで、どっこも… … あれっ


居間の今

「暗くない」「うん、少し様子をみてた」「そのへんにころがっていた電球・・・」「なに」「とりあえず、カバー外しとくか」「ね、少し明るくな・・・」「わ、カメムシ」「2個切れてたか」「あした、アサヒで買ってくる、4個、100W、400円せん」「こたつ、そっちに動かして」「…」「ドアの方」…「ね」、「この頃、白熱電球、どこも作ってないんだわ、情けないったら、ありゃしない」、「これで、耳毛」、「家庭円満の投資なのに、、、どこのメーカーも数円を惜しんでからに」、「見やすいでしょ」・・・「どうするんだったけ」ひざはダメ「あそうか」クッション2枚、・・・「すう、すう・・・ぐう、ぐう…」あぁ気持ちいい、「ふうぅ、寝そうになったわ」「よっこらしょと」、「これでよし」   小休止


2階の寝室

時計、午前8時過ぎ、いつもより 4時間早い、もっと寝ていたい、階下へ、換気扇の下、ふー。時計、9時前。2階へ。かくれてこそこそ。階下へ、トーストのにおい、ふー。つくろか、「うん」。キャビン5、左のぽけにいれて、コーヒーもって、庭へ、ふー。小鳥の鳴き声、お天道さん。ひとくちすする。寒い。戻る。qwertyあかん。sum cre. エアコン2機、発射、1℃上昇。24度。

「ちょっと」「散歩」「寒いよ」「15班、一周」3min. 朝食バナナ。

アサヒ、ないじゃんか、一服…、ジョーソンか、モード・デルタ。屋上に。エレベータで降りる。ない。しゃーない、「白熱電球は、いずこに」、いらぬ説明…。シリカ電球?  く 、えい、まとめて持ってこ。約10個、二〇〇4円、めんどくさい、楽天カード出す。カードを作りま? ポイントか、用紙が簡素、老眼鏡、おばさま、おねえさま、わからん。笑顔。許す。お世話さま、で、エレベータ「屋上です、下に…」──いちいち…。12:01 帰着。With(≒7:13)もエンディング。偶然か? レシート渡す「ポイント50だって」。え、なに。白熱電球まとめて交換。

一服、「きのうののこりの、御田たべます」「あ」「うん」。 割り算ができん。2個入りだから、一個百円也か。ま。 「寝る」「あとで」

足も手もあつい。汗が出る、冬でも。マウスの動きがわるい。カインの紙袋もすぐだめになる。さっき、ICC50が届いた中に、緩衝用の紙があった、あれを伸ばして使っていくか。ま、それはさておき、KBDは。

独白。ここんところほんよまなくなった。難解な哲学書を読むと睡眠薬と同じくらい効果があるんだけどな。星野真似して、おくすりのむうだけど、んなもん、どうせ、こむぎこだろ。米の哲学者のダニエルの本、ゆうべは、一枚、はがして、読み始めたが、どうも、あかん、副題の「直感ポンプ」いがいは、ジョークだらけ、しかたない、ごじあってもまあいい、四時方向に、戦闘艇らしき…電気消す。go to 時。小松菜、あいつ、死んではいないな。ふり、しただけか。星は仙人だし、どうせ。ぐう、ちょき、ぱー。

かみさん、応接間のはずだった部屋、あ、障子針かえ。ほり炬燵の配線、床下、忍者屋敷か、それかんがえるとねれる、天井裏にも仕事が。工学、ほかにはなんもいらん。タオル掛け、タイルにビス穴。あくび、ぐう。

貯金? へ。タイムマシンの冒頭数分、あとは、ねむい。あれを観りゃ。旧作はコインが出てきて、wonderful...

「およそ事のはじめには不思議な力が宿っている。それがわれわれを守り、生きるよすがとなる。」
(ガラス玉演戯, 1943)

吐く息  ヨーゼフ  ありがとう  安心した  吸う息

………

ステンレス・パイプの切断。38Φ。五日かけるか。いや。コンテナに行ったらあった。高鋼性アルミベース、5,500回転、makita. ランク・ガンマ。

わかったぞ。わざと、使いにくくしているんだな。いま何世紀だ!

「いつかはこの生命のこまの遊びをもっとよく演じるようになるだろう。笑うことをおぼえるだろう。パブロが私を待っていた。モーツァルトが私を待っていた。」
(Der Steppenwolf, 1927)

おれは、風のささやき──

windmills of your mind






以上、約13曲。thanks.

 こちら、ナンシー。モード・γ 解除しました。ヨーゼフは、くうねるあそぶ島で、子らと、トランプあそびを終えて、子らに、演戯をねだられているところ──ヨーゼフの微笑がみえるようです。「わたくしも仕合わせです」。「めずらしいね、ナンシー」。「tyosya も、いっとき、くるしんだようだが、これで、OK、錨をしっかり下ろした」「ナンシー……」、「──ミシェル・ジェランもな…」



 無口なマイケル──キャッツアイはいい加減にしろ。文句ある奴は……、よし、やれ。

 「ところで」「なんだ」「あなたではない。マイケル。」「くうねるあそぶ島の名付親は」マイケル「おれだ」「そう…」「五つの頃に、おれは、小うるさい母から去って、ファミリーを守ることに全力をあげた」「その末に、ひとごろし」「…」「そうだ、ナンシー」「母だって、つかれる手前さ」「そうでしたの。あなたは、それで、故郷の島へ」「ふむ」「ナンシー了解」「アスカ認識レベル上昇」「ヴィンセント、おれも分かるな」

南緯0度、西経185度(東経180-5度) こちら、ナンシー、数値回路点検中。いいんだ。

──つづく (to be continued next month or day,)